momijiさん (9f0xaqpt)2025/4/14 23:31 (No.1424803)削除本日の上横手講座には薄いオレンジと若草色のぼかしの色無地(地模様は波の柄)に、去年平野神社の蘭陵王の舞台を見に行ったときしていった若草色に白い桜の枝を織りだした帯をしていった。柔らかい色あわせでいいかなと思ったのだが、今日先生はメガネをタクシーに置き忘れてきて、こういうコントラストの弱い組み合わせだと柄がよく見えなかったらしい。平家物語の本は見えている振りをして暗記した文を読んでいるのは分かっていたが、もうちょっと見えた方がいいようだ。80代までは元気だったが90になって急に具合が悪くなったというので、先週ママ(同い年)が大丸に向かって一人で四条通を歩いていたのを目撃した旨いうと、コンタクトレンズにちょっと興味を示していた。彼が一念発起してくれて、いい医者に当たって、残存能力を生かして状態が改善されればよいのだが。
今日の授業は、時間が余ったので質問を受け付けてしまって、藤原道長が自慢する3人の后の件で、中宮と皇后の称号というか地位について2回も聞かれたのに答える振りをして答えなかった。なにか表だって言えないが注目して欲しいことがあるようだ。たとえば、日本では中宮のほう正式な称号である、とか。法隆寺と中宮寺はのちの聖武天皇の国分寺国分尼寺のモデルになる形式の官庁であったとか。
今日も帯枕なしの着付けで、写真は帰ってきたときにたまたま家にいたチビにとってもらった。背景のショーケースは髪飾りが入っていて、時々展示替えをする。今は緑色の物で、左端の勾玉は硝子製。後は翡翠で、手前の細い笄の米粒大のものが本筋の(←商売人がそう呼ぶ)いわゆる琅玕である。これは天神さんで見つけて買った。
手前の華やかな櫛は薔薇などを七宝で作って貼り付けたモダンな物。