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momijiさん (8ewdpptg)2023/5/2 00:42 (No.772900)削除ナンかお題が出てたのでのっておく。
5、好きなセリフ
「生きてんだろ 司 テメーの妹はよ」
このセリフで物語の状況がぐるっと回り舞台のように回ったのは忘れられない。千空ちゃんがずっと司のことを考えて考えて考えていたのがよくわかって、この主人公は単なる中2であるだけでなく、すごく可愛いい子だったんだ・・・とおもったと思う。良く覚えていない。
今見ても、どんな意味でもこの時点では生きていない妹を、千空ちゃんが「生きてんだろ」と表現してくれたことが司の心を一挙に溶かしたのはドラマ作りとして秀逸だと思う。
しかし私がこれで落石したわけではない。
公平に言ってこの辺まではドクストは結構面白かったのである。私がドクストに興味があまりなかったのは、こういう世界には食傷気味であったからだ。でも、共産党教義のなかで数少ない、それこそ浜の真砂のような、良い点を、それまでに1つは提示していて、続いて氷月が千空側に寝返ったとき二つめを提示し、割とええやんと思っているかんじで司が生き返り、北米編でこれはアカンと思いつつ月をしょったゼノの靴の裏に期待した・・・in vain.
幽白もそうだが、広い世界に出て行ったとたんにお話は破綻するように編集が誘導しているのだ。魔界なんか冨樫は考えたこともなかったのは明らかだ。巨人の星はプロになったらお話は全然面白くなくなった。ドクストの名目上の原作者はアメリカ人というか、白人を知らない。眼を覆わんばかりの惨状である。私がフェッテアンテゥールナンで32回転しようとするようなものである。